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宇津ノ谷峠 〜神秘の谷 宇津ノ谷〜

宇津ノ谷峠

 平安末期からの日本の官道(国道)として在原業平をはじめ多くの人の往来があり、神秘的な場所としても有名です。
≫2峠6宿小話
(宇津ノ谷峠)


広重の宇津ノ谷峠

■見所
  「宇津ノ谷」は平安時代の頃からの名称であり、静岡市丸子から旧岡部町との間の山に一体の広い地域をさしています。「うつ」とは中が空の状態、空虚という意味であるとともに、「うつ」という状況は、そこにこもり、生命を蘇らせることができる不思議な空間とも解釈されています。
また「峠」とは地形状の境界だけではなく、あの世とこの世の境など色々な意味が内包され、古来より日本には、峠信仰がありました。
歌や物語に多く読まれている「宇津ノ谷」は神秘的な場所という面を感じる場所です。
鎌倉時代に在原業平が「蔦の細道」と称した古道があり、秀吉が整備に関わった東海道、日本で初めての民間施工で有料であった明治期のレンガトンネル、大正期の国道1号の道筋とトンネル、交通量が増えた昭和・平成の道路とトンネルなど時代とともに変遷した道路が現在しています。
その他、宇津ノ谷峠には浮世絵や紀行文、和歌など、アートや文学が多数遺されています。さらに豊臣秀吉の逸話と遺物が残る御羽織屋があり、また峠道にちなむ"十団子"などの食物や民間信仰などが残されている。さらに、峠の足元には宇津ノ谷の集落があり街並みの修復も行われ、散策する人も増えています。
平成19年度に道のエコミュージアムが開設し、道の駅に紹介コーナーが設けられています。

見所の写真


pdfファイル 宇津ノ谷峠パンフレット 『峠道をゆく』のダウンロード


YouTube動画にて紹介しています

東海道宇津ノ谷峠の蔦の細道・東海道
伊勢物語に登場する古道と旧街道
東海道宇津ノ谷峠の土木遺産
時代ごとのトンネルと道、集落等の峠の土木遺産
東海道宇津ノ谷峠 明治トンネルから峠道をゆく
明治トンネルから旧東海道、蔦の細道入口までルート

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■アクセス
  • バス
    JR静岡駅北口からしずてつジャストラインバス「中部国道線」で約30分
    「宇津ノ谷入口」または「坂下」下車
    ※「中部国道線」平日は1時間に2〜4本、土日祝日は2本運行
    しずてつジャストライン検索 https://transfer.navitime.biz/justline/pc/map/Top

情報拠点

■情報拠点:
「道の駅」宇津ノ谷峠おかべ茶屋
営業時間/7:00〜19:00
休館日/1月1日
電話/054-667-5080

「道の駅」宇津ノ谷峠静岡市
営業時間/下り 物品販売・食堂7:00〜19:00、地域情報館8:30〜19:00
休館日/なし
電話/054-256-2545

道の駅「宇津ノ谷峠」おかべ茶屋

案内人

■案内人
NPO法人 丸子まちづくり協議会
電話/054-259-2311
http://mariko-mk.com/
又は、駿府ウェイブ(府中宿参照)

案内人

岡部総合案内所
〒421-1121
藤枝市岡部町岡部29-1
電話&FAX/054-667-6060
8:30〜17:00(年末年始のみ休業)

十辺舎一九

■おすすめのコース
7世紀頃からの道であるといわれる蔦の細道では、大軍が進行できないため、小田原攻めを行う秀吉公は1590年にこの道を整備し、のちに家康公が東海道としました。
標高170m、15度の勾配は、標高210m、24度の勾配のある蔦の細道よりも数段歩きやすくなっています。

●峠マップはこちら!


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